監督 スティーヴン・ソダーバーグ 脚本 スザンナ・グラント 2000年 アメリカ
やっと観た。
ジュリアが大きな口で笑いながらアカデミー受賞のスピーチをしたのももう7年も前なんだなぁ。
おもしろかったです。とても。
もっと早く見ておけばよかった。130分超えているから、ずっと気が進まなかったんだよね。DVDは持っていたのだけれど。
最近、アーロン・エッカートに若干はまっていてやっと見ることにしたんだよね。
ジュリアが良かった。スタイルもかっこいいから服も似合うし。
ジュリアがこの映画を演じたあと、ヒモ系の旦那をつかんで、子沢山になったのはこの映画の影響があるのかなぁと思ってしまう。
DVD特典に本物のエリンさんや弁護士さんのインタヴューや映画の削除シーンがもり沢山入っていておもしろかった。
エリンの難読症のエピソードを見て、あれだけ行動力があって頭のいい彼女が弁護士事務所に勤めるまで浮かび上がってこれなかった理由がわかったような気がした。
あと、エリンが裁判のための署名を集めるのに奔走している時に具合が悪くなってしまったのは、彼女も住民と同じように六価クロムの害に犯されたからだったという話もどきっとした。
エリンは今でも後遺症が出続けているらしい。本当にあのくらい報酬をもらっても当然の活躍だった。
本物のエリンさんもタフそうな庶民的な美人だった。そして本当に彼女は住民のことを思っている。
エリンさんが計算高いとか勘違いする人がいるかもしれないけれど、やはりお金はとても大事です。
Category:
北米映画 Janre:
映画 Thread:
No.14 :
2007/12/26(Wed) 22:00:32
|
PageTop▲ |
監督 ノーマン・ルネ 脚本 クレイグ・ルーカス 1990年 アメリカ
80年代アメリカのゲイシーンにエイズが猛威をふるっていた時代のお話。
この映画を見ていると早川書房で80年代後半から90年代の始めにかけて出版された海外ゲイ小説を思い出す。
エイズの死亡例がはじめて新聞に発表された頃のゲイシーンの無邪気さを見ると、この時期にレーガン政権がきちんとした対応をしていたらどれだけの人が救われたのだろうと思ってしまう。
キャンベル・スコットが綺麗でよかった。友人が入院して見舞いに行った際に、恐怖から友人の体に触れた手を洗いすぎたり、恋人とセックスできなくなったりするセンシティブさを良く演じていた。
YMCAネタには笑った。
長沢節さんは本の中で「まるで皆が天使のような気高さの友情のこの世界が急には信じられないほど・・・」を書いてらして、私もちょっとそう思ってしまう。
そのくらい美しい友情です。
Category:
北米映画 Janre:
映画 Thread:
No.13 :
2007/12/25(Tue) 22:00:00
|
PageTop▲ |
監督・脚本 エイミー・ヘッカリング 2000年 アメリカ
ミーナ・スヴァーリとジェイソン・ビックスは並ぶととてもお似合い。
2人ともそんなに私の好きな役者さんじゃないのに、可愛い二人をずっと見ていたくなった。
この映画は「アパートの鍵貸します」をベースにしているとのことだけれど、私はすっかりストーリーを忘れてしまっていて、いまいちぴんと来なかったな。
「アパート〜」を昔見て、今覚えていることといえば、ジャック・レモンがスパゲティをテニスラケットで水切りしていたというところだけだもの。
奨学金を取らなければ、大学に通うことができないビックスなのに、寮のルームメイトは毎日部屋で飲んで勉強の邪魔。
そいつらは女の子に薬を盛っていいようにしようとしていて、まるでスーフリみたい。
アメリカにも金持ちで甘やかされた馬鹿坊ちゃん学生がたくさんいるんだね。
ブッシュもきっとそうだったんだろう。
グレッグ・ギニアは笑える。
アメグラエンディングでスーフリ連中やギニアにきっぱりとした罰を与えたのはさすが女性監督。
Category:
北米映画 Janre:
映画 Thread:
No.12 :
2007/12/24(Mon) 22:00:00
|
PageTop▲ |
監督・脚本 セドリック・クラピッシュ 2005年 フランス/イギリス
グザヴィエは相変わらず女たらしです。
グザヴィエのキャラクターは一見よさそうに見えるけれど、付き合ったら面倒くさそう。
友達だったら、楽しそう。
女友達の子供のお守りを何日も引き受けてくれる男の人なんてそうはいないから。
グザヴィエは思ったとおりには上手くいっていないが夢を叶え、ライターの仕事をしている。
前作「スパニッシュ・アパートメント」でグザヴィエと兄妹みたいな関係だったウェンディと再会して、彼は彼女と協力してドラマの脚本を書くことになる。
ウェンディ役の女優さんは前作では可愛さが勝っていたけれど、すっかり美人さんになっていた。
ウェンディは相変わらず男運がない。今回はグザヴィエなんかに引っかかってしまう。
やめときゃいいのに・・・。
ウェンディの弟ウィリアムも相変わらずいい味を出している。
グザヴィエがひいおじいさんを安心させるためにレズビアンのイザベルを彼女と偽って紹介する場面を見て、フランスの青年はそんなに肉親(親ならともかくひいじいさんに)義理堅いものなのか?と、ちょっと不思議に思った。
やっぱり今回もなんとなくゲイテイストが入っていると感じた。
監督・脚本 フェデリコ・フェリーニ 脚本ベルナルディーノ・ザッポーニ 1969年 イタリア
芸術映画は良くわかんない・・・。
観ている間もストーリーがちんぷんかんぷんだった。
私の持っている「映画100年STORYまるかじり(イタリア編)」という映画のあらすじが丸々載っている本があるのだけれど、その本を読んでようやくどんな話なのかわかったような気になった。
本によると「原作は古代ローマ時代の政治家で詩人のペトロニウスのピカレスク小説『サテリコン』。この小説は、皇帝ネロの親しい友人であったペトロニウスが、ネロを楽しませるために書いたものだが、今日では大部分が散逸してしまった。したがって、この作品は原題『フェリーニ=サティリコン』が示すように、ほとんどフェリーニのオリジナルといってもいい。 「サテリコン」は当時、ニューヨークでロック・コンサートの後、上映され、一万人の若者に熱狂的に迎えられた。そのことから明らかなようにこの作品は60年代の終わりの混乱した社会や若者のライフスタイルを投影し、狂言廻し役の2人の若者は、まさに60年代のヒッピーを思わせる」とある。
ヒッピー。そう指摘されると、本当に主人公の2人はヒッピーみたいだなと思う。
物語は主人公エンコルピオの美少年のお稚児さんを、彼の親友のアシルトによって喜劇役者のベルナッキオに売られてしまうというところから始まる。
出だしからなんていう筋だよ、と思うね。刺激的です。
エンコルピオのお稚児さんは美少年とは言っても体は女の子みたいに丸みを帯びたタイプで、顔も両性具有というよりははっきり女の子のほうに振れていて、ただ気持ち悪いだけだった。もうちょっと違ったタイプの美少年だったら良かったのだけれど。
主人公のエンコルピオ役のマーティン・ポッターと友人アシルト役のハイラム・ケラーはとても美形。
30年前の萩尾望都の絵みたいな顔をしてます。
物語の中盤にはエンコルピオは将軍のリーカというおじさんと結婚することになって、結婚式を挙げたりします。リーカはどっちかというとおねいな感じ。エンコルピオも結婚に満足気だったりします。 おもしろい。
なんだか奥深い映画です。
美しい男たちを見るためだけでも見る価値があるかも。
鍛え抜かれた男たちの裸がたっぷり見れます。
監督・脚本 ジョン・キャメロン・ミッチェル 2001年 アメリカ
東西冷戦時代の東ドイツに住んでいる男ハンセルが米国兵と恋に落ち、出国するために性転換手術を強要され、ヘドウィッグと名前を変え、無事彼と一緒にアメリカで暮らせることになったものの、彼との関係は早々に終わり、ヘドウィッグに残されたのは手術が失敗して残された一インチのペニスだった。
この設定を考えた主人公のヘドウィッグも演じたジョン・キャメロン・ミッチェルは天才だなぁ。
東ドイツという引き裂かれた国と性転換に失敗したヘドウィッグという組み合わせが、すごくヴィヴィッド。
不完全でも裏切られても前向きに生きているヘドウィッグからパワーをもらった。
物事が完璧に上手くいくことなんてそうはないから、生きるためには前に進み続けなくてはと思わせてくれた。
舞台でもヘドウィッグを演じ続けてきたジョン・キャメロン・ミッチェルはさすがに役が板について、とてもキュートで綺麗だった。
監督・脚本 ビリー・レイ 2003年 アメリカ
編集長役のピーター・サースガードが格好良すぎ。儲け役だと思った。
主人公スティーブン・グラス役のヘイデン・クリステンセンも良かったし、スティーブンを追い詰める他社の記者役のスティーヴ・ザーンもよかった。
1998年に発覚した、権威ある政治雑誌の記事捏造事件を映画化した作品。
この雑誌の編集部員の平均年齢が20台半ばの若い人たちだったということが、ちょっと驚きだった。老舗雑誌なのにそんな若造がつくっているなんて。
本編も面白かったけれど、それ以上に面白かったのが、DVDに収録されていた「60ミニッツ」。
スティーブン・グラス本人が登場して事件について語っている。
ヘイデンが演じていたグラスはまだ愛嬌がある駄々っ子的なところもあったのだけれど、実際のグラス本人はふつうの人に一見見えるが、愛嬌も何もなく、淡々としていて、目が死んでいる。
さすが本物は気合が入っているなと思った。
こんな人間に騙されたら大変だ。
監督・脚本 荻上直子 原作 群ようこ 2005年 日本
群ようこさんのエッセイは私が小さな頃に人気がありました。
私も小学校の頃によく読んでいたおぼえがあります。
この映画を見て、一連の群さんの作品の雰囲気をおもいだした。
「かもめ食堂」に登場する3人の日本女性の中で、サチエさんが一番群さんらしいなぁと思った。
頑固ジジイ気質みたいなとことか。
サチエさんのおにぎりは梅としゃけとおかかでなければならないという信念とかは、寿司屋の頑固ジジイが、「俺のやり方がきにくわねぇなら、けえってくれ」と啖呵を切る感じに似ている。現代資本主義にはまるで通用しなさそうだ。
シリアスに考えたらどうしても「かもめ食堂」の経営は上手くいくはずがない。だって、シナモンロールと焼きジャケの香りが混じる食堂ってちょっと無理があるよ。
いくらフィンランドだとしても。
でも、無理そうでも店が上手くいってしまうところが、見ている者にとって一番癒し効果があるところなんだ。
気が合うはずもない男の上司や同僚男子たちから、毎日こき使われている女にとっては「かもめ食堂」の世界はまるで極楽。
気心の知れた女友達と一緒に自分が考えるコプセントにそったお店を持って、仕事を辞められたら・・・といつも空想している女子には涙の出る映画です。
Category:
邦画 Janre:
映画 Thread:
No.7 :
2007/12/11(Tue) 13:13:48
|
PageTop▲ |
監督 デヴィッド・ドブキン 脚本 スティーヴ・フェイバー ボブ・フィッシャー 2005年 アメリカ
長いよなぁ・・・。退屈だった。
フラット・パックはアメリカで受けているけれど、私にはなぜ受けているのか理解できない。
だって、この手のタイプの殿方は日本にたくさんいるから見慣れているんだよね。
女の子を置いてけぼりにして男の子同士の世界で完結しているのなんて、日本では当たり前だし。
何を今更・・・、と思ってしまうのだが、アメリカでは新鮮にうつるなんて、アメリカという国は本当に今までマッチョ思想が強く幅を利かせている国だったのだなぁと実感。
フラットパックやエモなんかの台頭は、アメリカのマチスモが若者の中で少しずつ崩壊してきているということなんだろう。
めちゃくちゃ男の子の映画だったので、私には退屈だった。
古いアメリカのコメディを下敷きにしたような感じで、新鮮さがまったくなかったし。
本国でこれが大ヒットしたのだから、アメリカでの売れる映画の基準がよくわからない。
オーウェン・ウィルソンの恋の相手、レイチェル・マクアダムスのゲイの弟役キーア・オドネルがサッカー五輪代表の某選手の顔に似ていて笑ってしまった。
くだらないゲイネタがハリウッドは相変わらず好きなんだね。ちょっと失礼だなと思ったよ。でも、クローゼットのネタはうっかり笑ってしまった。
監督 ジム・フォール 2003年 アメリカ
面白くなかった。そりゃそうだ。
小学生向きだものね。
小学生の頭だと絶対に楽しめるはず。だって、昔はこの程度のものを私は愛してたし。
少女マンガとか講談社X文庫やコバルト文庫ばかり読んでいた頃、親はそれらに夢中になっている私を見て「そんなくだらないものばかり読んでいないで、岩波少年文庫を読みなさい」とよく叱った。
その時はこのマンガのよさがわからないなんて、信じられない、と思っていたが、今だったらそう思っていた自分が信じられない。
今は親が言うとおりコバルト文庫より岩波少年文庫を読んだほうがよかったと思う。
この映画は「りぼん」よりは「なかよし」の世界かな。
ヒラリー・ダフはふつうの女の子すぎて私の好みじゃないな。
監督 アントワーン・フークア 製作 ジェリー・ブラッカイマー 脚本 デヴィッド・フランゾーニ 2004年 アメリカ
これはトリスタン役のマッツ・ミケルセンが目当てで見たのだった。
マッツに関してはもう満足でした。
汚れていてもかっこいいマッツ。
いや、汚れているからこそ、逆に聖なる色気を発揮できているような気もした。
ランスロット役のヨアン・グリフィズも格好良かった。造作のはっきりした顔立ち、しっかりとした体型が古代の騎士にぴったり。
私のお気に入りはトリスタンとランスロットだったのだけれど、2人とも、ああ・・・、という話の展開で悲しかったです。
主人公であるはずのクライヴ・オーウェン演ずるアーサーがどうしても主役に思えなかった。
そもそもクライヴ・オーウィンがアーサーってありなんですかね?
あの顔でアーサー?私がなんとなく思い描いていたアーサー王の顔とはかなり開きがあって、そのギャップを埋められずに映画は終わってしまいました。
ランスロット役の方がアーサーだったらよかったのに・・・。
製作者サイドは現代人にも通じる人間味のある生身のアーサー像ということでクライヴ・オーウェンをキャスティングしたのかもしれないけれど、あまりにも地味すぎで、騎士役の方々に喰われちゃってる。
クライヴ・オーウェンはいい役者さんだけれど、合わない役をやるとやはり悲惨だな。
キーラ・ナイトレイは自分で関節の外れた手も治せないぐらい衰弱していたはずなのに、回復が速過ぎ。
監督・脚本 ロバート・アルトマン 脚本 ジョン・コンシダイン パトリシア・レズニック アラン・ニコルズ 1978年 アメリカ
古い。古い映画に古いといっても仕方が無いのだけれど・・・。
面白くないことはないのだけれど、今わざわざ見る必要がない映画だと思った。
当時は多分革新的だったろうエピソードも今見てみるとありきたりに見え、現実的ではないエピソードの一つ一つが喜劇的に誇張されているために、サラッと見過ごすこともできない。
今見るには中途半端な映画だと思う。長いしね。
何でこの映画を見たかといえば、デニス・クリストファーが見たかったから。
でも彼はチラチラッとしか出てこなかった。集団劇だから仕方がないか。
「ヤング・ゼネレーション」が見たいなぁ。DVDになってほしいものだ。