監督・脚本 アラン・モイル 1990年 アメリカ
中学生の時だったら、すごく共感できたと思う。
こういう映画を見ると、年取ったなと思う。
アリゾナ州の郊外にあるSAT成績優秀校、ハンフリーハイスクールでは毎夜10時からはじまるDJハリーによる海賊放送が話題の的になっていた。
学校や社会への怒りを叫ぶ彼のトーク、そして彼のセレクトする音楽はハンフリー校の生徒たちを熱狂させた。図書委員のサマンサ・マシスは転校生のクリスチャン・スレーターがレニー・ブルースの本を借りたことで、彼がDJハリーではないかと疑い始める。
つくり手の方はよくもこんなティーン時代の青臭い心を保持していられたなぁと感心してしまう。
年をとったら革命なんてことは簡単に起こりえないことがよくわかるものだけれど、ティーンの頭はいつだって革命を待ち望んでいるものだものね。
ハリーであるスレーターは学校の理事の父親を持っていて、本来ならば体制側の方の人間であるはずなのだけれど、改革を望んでいる。
これはよくある図式だね。
昔も金持ちの裕福な息子とか、知識階級の息子とかが共産思想にかぶれたりしたしね。
今の私には元気が良すぎる映画だった。